絵を描いていると、上手く描けなかったり理想と自分の絵のレベルの差で落ち込んで筆が持てない時があります。
やらない理由を作ってやるべきことから目を背けてしまうことがあるのは、他の方もそうではないでしょうか。
言い訳作るのって本当簡単ですよね。
絵においては、正直自分より絵がうまい人はいくらでもいるし、同世代で活躍しているアーティストをみると悔しいし同時にうらやましい気持ちになります。
ただ、いまの自分には無いものを求めるならひたすら自分のできる仕事をして高みを目指すしかない。
とは言いつつ、単純に試行回数を増やすしかないのは頭ではわかってるけども、それがつらい時もある。
今回はそんな時に自分を励ましてくれる言葉を3つご紹介します。
何か頑張っている人に、参考になれば嬉しいです。
一緒に、地道に、頑張りましょう。
漫画『賭博黙示録カイジ』主人公カイジのセリフ
「自分を救うのは………………自分だけっ………………!」
福本伸行『賭博黙示録カイジ』(講談社)
大好きな漫画、カイジの作中に出てくる主人公カイジのセリフ。
とてもストレートで、言ってる言葉は本当にその通り。
他人をただ羨んだり、自分に言い訳してやるべきことから逃げつづけていれば、待っている未来は容易に想像できる。
結局、他人は他人で、みんな自分のことを考えているし、自分の未来のことは自分しか変えられない。
自分を信じてただやるしかないってことを思い出させてくれる言葉です。
ゴッホの名言
「このまま行け。そう僕の中の僕が命じるんだ。」
フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホの名言。
彼の人生ほどエネルギーに溢れ、そして大変な人生を歩んできた人はほかに知りません。
天才と一括りにされ、過激なエピソードばかり有名になってしまいがちですが、彼は本当に几帳面で真面目だと思うし、それ故にいろんな悩みや葛藤があったと想像します。
自分を信じ続けて成し遂げた偉業を心から尊敬しています。
令和に生きる自分にも影響を与え続けるゴッホの言葉は創作活動を続ける上でのバイブルです。
ラッパーグループ「MOROHA」の曲
「本気を出したらヤバイ俺よりいつだって本気なお前がヤバイ」
MOROHA「革命」 作詞:アフロ 作曲:UK(2013年)
最近知ったアーティスト。
お笑い芸人ランジャタイのYoutubeや俳優の東出昌大出演のドキュメンタリー映画「WILL」で知り、興味を持ちました。
「革命」の一部のセリフだけを抜粋しましたが、本当は全部引用したい。
目標に向かって進んでいる人全員の背中を押している、そんな歌だと思います。
彼らの曲を聞いた時はこんなジャンルがあるのかと驚きましたが、聞いていくうちに魅力にはまる。
「本気を出したらヤバイ俺よりいつだって本気なお前がヤバイ」
本気を出したらすごいことできる。そう自分に言い訳して動かないでいるより、地道に手を動かしつづけて、それに伴っていつの間にか少しずつ実績を作っているアイツの方がもちろんすごい。
仕事頑張っている友人の姿が思い浮かび、焦る。
こんなにも直球で言語化されると困ってしまう。
やりつづけるって大切だと思い出させてくれる、そんなフレーズです。
さいごに

焦ってもうまくいかない。のんびりし続けていても見える景色は変わらない。
いろいろ考えますが、現時点での方針としては、「シンプルに頑張る。頑張れない時は休む。」
休息も大切にしながら、ご紹介した言葉を胸に良い絵を描きつづけたい。
そう思っています。
悔しさも不安も、美しい作品に昇華させ自分の絵に変えていけたらと思います。