令和のスクラップブックの在り方を考える【クラウドで管理】

スクラップブックって知っていますか?
自分は最近存在を知りました。あるアーティストが使っているのを動画で見かけ、単純にいいなと思い、いろいろと調べてみました。
今回は「スクラップブック初心者」として自分に合った活用術を見つけるべく、いろいろと考えたことを記録します。

注意

自身の環境(iPhone、WindowsPC、iCloudサブスク契約あり)を前提にお話ししています!

スクラップブックとは

スクラップブック(英:scrapbook)は、新聞・雑誌記事などを切り抜いて貼り付けるための帳面。切り抜き帳、貼り交ぜ帳、貼り込み帳などともいう。記事の保存ばかりでなく、写真やメモなどともに個人の思い出となるものをアルバムのように保存したり、芸術家が資料とするために作成したりと様々な用途で用いられる。

出典:スクラップブック│Wikipedia

あるアーティストもスクラップブックを何冊も保管していて、これが自分の一番の資料になるといった旨を説明されていました。

自分専用の資料(財産)になるし、たくさんの素材をざっと見ることでインスピレーションも湧いてきそうで良さそう。

実際にやろうと思いましたが、一度考えました。

でも切り貼り、大変じゃないですか…?

撮影した写真はまず印刷しないといけない。
また、購入、入手した印刷物を慎重に切り貼りする。

これから続けるかわからない試みに自分はできるだけ手間と費用はかけたくありません。

自宅に印刷機がない環境なので金銭的な費用は下記の2パターンが想定されます。

都度コンビニでカラーコピー。⇒50円~×n回
印刷機を購入し運用していく。⇒(初期費用+維持費)/推定使用年数5年?=ざっと月1,000円~数千円程度?

月に数百円~数千円かかるサブスクと考えると割に合わず自分は納得できません。
加えて、
・将来的に数冊に増えていくとかさばる
・持ち運びが難しい
・作業が大変
とデメリットがどんどん思い浮かびます。

【結論】iCloud写真で管理してみる

そこで辿り着いた方法が、自身が以前からサブスク契約しているAppleのクラウドサービス「iCloud」を使い、その中のiCloud写真に「スクラップブック」という名のアルバムを作成し、そこに画像をクラウド上で保管していくという運用法。

これだとスクラップブックのデメリット(印刷費用、時間、手間、持ち運びにくさ)を克服できます。

基本はiPhoneの写真アプリで操作し、大画面で見返したいときはPCで閲覧する(Web版iCloud写真にアクセスする)という方法がとても便利です。

また、PCでダウンロードした素材をアルバムにアップロードし、外出先にスマホで閲覧する。

こんな使い方が、自分の場合追加料金なしで手軽にできます。

まだ試験運用中…

一応スクラップブックをクラウド管理するという試みのデメリットも考えました。
・色味が伝わらない/分からない
・写真や印刷物特有の質感が感じられない
・液晶画面越しだとインスピレーションが湧きづらい(?)
・クラウドだと全部同じサイズで表示される

いろいろ欠点が思いつきますが、やはり自分は「簡単」、「低コスト」、「持ち運びやすさ」などからこの方法を採用してみました。

iCloud写真の中身を全部見返して、資料になる素材をすべてアルバムへ移すのは数時間かかりましたが、もうこれからは都度アルバムに移動させるだけ。

便利です。

とりあえずこの先数か月は今の方法で様子を見る予定です。

しばらく試してみます!

クラウドでただ写真を管理しているだけといわれればその通りです。

しかし目的が「創作活動におけるインスピレーションを受けるため、作業効率を上げるため」で、「自分の好きな素材、参考資料、コレクションをまとめる」ということをしている点で自分はこれもスクラップブックの一種だと考えます。

続くかはわからないし、ある程度続けてみて効果や良さに気付けなければやめる可能性もあります。

一旦試してみて良し悪しの感想をいつかまたブログでお伝えできればと思います。

今回自分はiCloud写真を使っていますが、GoogleフォトだったりOneDriveなど別サービスでもできます。

創作活動をやっていない方でも、好きなものだけを管理するアルバムをつくると楽しいかもしれません。

参考になれば幸いです!