ニルス・クルーゲル《夜の訪れ》を模写してわかったこと

テレビで知ったニルス・クルーゲル《夜の訪れ》という作品。

色彩と構図が心地良く、美しく、いま自分的にお気に入りの作品です。

今回はそんな作品から学びたいと思いスケッチブックに簡単に模写してみたのでそれをブログとして記録します。

Nils Kreuger, Nightfall(夜の訪れ), Nationalmuseum, via Wikimedia Commons(Public Domain)
出典:Wikimedia Commons — https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nightfall_(Nils_Kreuger)-_Nationalmuseum-_20351.tif

模写して気づいたこと

①月の描き方が独特

月の下半分を曇らせて、上半分が発光するように描かれています。これにより幻想的な雰囲気が感じられます。かっこいい。

②これ何時??

作品名からして夕方の場面だと思いますが、全体的に明るい印象だったので最初は戸惑いました。
北欧独特の空はこのような空気感なのでしょうか。このような月と淡い画面がよりこの絵画を幻想的に、美しくさせているのかもしれません。

③構図が考え抜かれている

王道の三分割法をストレートに使用した構図。空と草原の比率、馬や月の配置。安定感があります。こんなにもドンピシャに馬はいい場所に来てくれないので、何度もスケッチを重ねて、構図を練られたのだろうと想像します。

④二種の雲の描き分け

分厚い雲と流れるような雲を絵具の筆致の密度や色で表現されているようです。

⑤筆跡のストロークの長さはほとんど同じ

一部を除き、背景や草原は全体的に同じストロークの長さで描かれているように見えます。このように筆触分割をマスターできればどんなに楽しいんだろうと思います!

自分の作品に取り入れたいこと

以上を気付きを踏まえて、自分の作品に活かすために取り入れたい要素を考えてみます。

・洗練された構図
→これまで以上に構図を練った上で作品作りに挑みたいです。

・月の表現、空気感
→写真では出せない、その場の光の表情を絵画に適した手法で描きたいです。

・切り取る瞬間
→最初にこの作品を観たとき、中央の馬のポーズに痺れました。馬はこうあるべき、〇〇はこうしたほうがいい、という既成概念にとらわれず自分が素敵だなと思った瞬間を描きたいです。

感想

大きい作品のため迫力があって、同時に色彩が心地いい素晴らしい作品だと改めて思います。テレビの映像とネットの画像しかみていないので、実物を見てみたいです。(2026年4月まで東京に来ているらしい)また、気合を入れた大きい作品を描きたいと思うようになりました。

今回の考察を活かして描いていきます!

最後までお読みいただきありがとうございました🌙